保護された犬や猫はこの後どうなるのかを知るため、富山県動物管理センターを取材しました。
※動画内でマスティフと紹介しているベルちゃんは、土佐闘犬だったことが判明しました。ここに訂正してお詫び申し上げます。
※分28秒の「しゅゆちゃん」の性別はオスです。

全国には犬猫を収容する多くの行政施設があります。保健所、動物管理センター、動物指導センター、動物愛護センターなど、名称は統一されていませんが、そこでは殺処分も行われています。
近年の殺処分率は減少傾向です。その大きな要因が、2012年の動物愛護法の改正により、自治体が安易な引取り願いを拒否できるようになったことです。
また自治体と民間が協力し、動物を保護するキャパシティを広げ、飼い主になってくれる人々を募っていることも殺処分減少の要因です。
殺処分を極力減らすために、譲渡事業に力を入れ、動物愛護精神を啓蒙する、という方針への転換が、現在の動物行政の潮流です。